2015年02月22日

励ましを受けて居ります

励ましを受けて居ります。

人類の頭数ほど鑿を打ち 熱き祈りの平らぎの世を 光造

山田、

「私が思うには、石というのは硬くないんですけれども、石がなぜ硬いかと言うのは、あそこの中に虚無がいっぱい詰まっているんだと、その虚無は何かというと、花にたとえれば、桜の花がいっぱい詰まっている。それにノミを打つ。硬い、生身の人間が打つことですから、大自然には勝てませんけれども、勝つために打つのではなくて、教えてもらうために打つのですから。さっきの言った頭数というのは、色んなかたに色んなことを勉強させて頂いて、ノミを持ちたいと言う事です。

場所は何処でも構わないですがね。行く行く探し求めたどこかの石に打つノミの音が、願わくば富士山に、カチ〜ン、カチ〜ンとこだま返しして、「ああ、今日はちょっと調子が悪いとか、ああ、今日は怠けている。」なんて、自問する訳です・・・・・。その石に”日本”と言う心を刻んだら、それで臨終してもいいなと・・・・・。そう言うことで、私、富士山とても大切にしているんです。」。

服部良一先生、

「僕の富士に対する感覚なんですけれども、僕はやっぱりあの時に、富士の美しさと同時に、湖に映える富士が好きなんです。逆さ富士ですね。あれを書きまして、三つの形にしたんです。結局、一つのムーブメントなんですけれども、これは日本中ばかりでなく、僕は世界中に”マウント富士”と言うシグニフィポイントを一つ出してやろうと思いました。おれもやがて死んでいっちゃうんだから、おれの書いたものだけは世界中にやってもらおうと、大きく考えなきゃいけないと言う気持ちを持っているんです。」

posted by mitsuzo at 12:15| Comment(0) | 創作

2015年02月15日

励ましを受けております

励ましを受けて居ります。

昭和54年1月15日発行、「日本美術」誌での対談より、抜粋して数編に分けてご案内申し上げます。

服部良一先生、

「画家にはわりあいに友達が多いものですから、むしろこれから山田さんとお付き合いして、色々なことを教えられ、また、それを通じて自分の芸術にプラスしたい。」

「私はすべて共通なものがあると思うんです。人間誰だって色んなものをやりたいけれども、一生涯そんなことは出来ない。しかし、芸術家同志で触れ合うと、その範囲が非常に広くなってくるんです。今日、こうして山田さんの作品を見ておりまして、制作の過程とか、そういうことはわかりませんが、やっぱり非常に東洋的なものをつかんでおられるんだなと思いました。それを非常に華麗なまでにもこのように表現されているのは素晴らしいと思いますね。」。

山田、

「ご存知のように、そこにあるべき姿の石は時を得てきますと、必ずしっかり大地に根を張るようになりますね。」。「石は連続生命の凝縮体であると思っております。」。

服部先生、

「だから、石というものがあんなにちゃんとそこに定着しちゃうと、素晴らしいものだなと思う。」。

今、山田さんが石という動かない人間の歴史の前から存在するものに取り組んでおられるということを考えますと、私が音楽に取り組むこと、やはり、これも、今日いかにたくさんの新しい音楽が出て来ても、たとえばバッハ、ベートーベンの音楽というものはもう動かないんです。これは、いわば石と同じなんですよ。12月にはとにかくベートーベンの「第九」をどこでもやる。絶対に動かないものと僕も実は闘っているんです。だから、交響詩曲は少しでもそれに近寄ろうという意識で取り組みました。あの中にはベートーベンもあり、バッハもあり、そして私のものもあるんですけれども、大きな目標はやっぱり石ですよ。」。

 

posted by mitsuzo at 11:05| Comment(0) | 創作

2015年02月08日

励ましを受けて居ります

励ましを受けて居ります。

「君、人中の龍なり。」。

その様におっしゃりながら、漆塗りの椀程の大きさの器を差し出されました。

白い酒でした。

私は、パチクリでした。正に仰天この上ありません。

何せ、日本人の思想を語るに最高峰のお方なのです。

私は狼狽えていますと、「手がだるい。」と笑顔で催促をされました。

後がいけません、二杯が五杯。調子に乗り過ぎました。大の字で大いびき・・・・・。

目覚めた私に、「臥龍が動き出されました。」とからかわれました。

中国の哲学者、文学者でもある神主。そして、酒宴の主の保田與重郎先生との時間です。

昭和52年、黄金色をした秋空の光彩が、先生等の思想に花を添えている様でした。

先生について歴史は、「日本絶対平和論をもって祖国日本に祈る姿勢は一貫していた。」。

また、「本居宣長の直毘霊、以来の神ながらの道に純粋に徹した。」と書いてあります。

山田光造

posted by mitsuzo at 11:29| Comment(0) | 創作

2015年02月05日

節分の彩り

節分の彩り

今日は節分です。外回りの落ち葉を燃やし、玄関を開け土間にも水を打ち、福さまのお迎え準備順調です。

新しい節分の空気も踊りだし、家中が春の香りです。

囲炉裏のある居間からは、庭の紅梅と雪柳、土間の「花餅」らの紅白がめでたさを彩ります。

準備完了です。

私は玄関で、庭を背にして「ふくわ〜うち、ふくわ〜うち、ふくわ〜うち。」。

今年は、地元産を奉じました。落花生の殻が割れる響きが、聞こえますでしょう〜。

いらっしゃいましたよ。豆の架橋を渡り始められました。

満ちた月の光のベール姿がお似合いです。

「どうぞ、どうぞ。良くおいで頂きました。」「まずは、白酒で・・・・・。」

「今年は、北の知人が珍品を贈って頂きましたよ。」

「家内特製の五目飯、これは超お勧めです〜。」

我が家では、福さまと一緒に頭付のイワシを頂きます。

「おにはそと〜」は致しません。何故って、最初から「おにわはそと〜」です。

頂くお豆、歳の数だけ?如何いたしましょう。義母は95個です・・・・・。

節分の彩り

                                                                       光造

posted by mitsuzo at 17:14| Comment(0) | 春夏秋冬

2015年02月01日

励ましを受けて居ります

励ましを受けて居ります。

平成6年 プロイセン国立美術館主催 「山田光造 展」によせて

「日本で最古の石が発見された岐阜県の石屋の息子に生まれた先生が石を素材とした”石刻画”という芸術の新境地を拓いたということはけっして偶然ではなく運命的といえましょう。

先生の作品がその革新性と芸術性を認められ、国内外の美術館に収蔵されていることは良く知られております。

宇宙エネルギ―のシンボルである石を素材に和紙の上に刻印された色彩の形態と内面的な深さで際立つあなたの芸術作品は観る者に全く新しい印象を与えます。」

ドイツ、プロイセン国立美術館 国立ベルリン東洋美術館館長 ヴィリバルト・ファイト博士

翻訳者 ベルリン在住 福本榮雄氏

posted by mitsuzo at 15:20| Comment(0) | 創作

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